イギリスStudent Visaの申請方法【2022年7月】
2022年秋から交換留学でイギリスの大学に行くため、Student Visaを申請してきました。せっかくなので手順や必要書類をメモしておきます。
※私自身まだビザの結果が来ていないので参考程度にしてください。
※あくまで私のケースです。
フローは大体こんな感じです:
①CAS Statementの発行
受け入れ大学からCAS(Confirmation of Acceptance for Studies) numberが発行されるのを待ちます。私は6月上旬に来ましたが、大学によって差があるみたいなので気長に待ってください。
発行されたらすぐCAS Shieldというサイトに行ってアカウントを作成し、自分の情報を入力していきます。基本的には大学のアプリケーションで書いた内容と大して変わらないですが、資金証明がちょっと大変です。
資金証明について
資金証明では、自分または親の口座に授業料+生活費として指定された金額が過去28日間ずっと入っていることを証明する必要があります*1。私の場合は授業料£0+生活費£1,023×9でした(為替の変動もあるので、指定金額ギリギリより×1.25くらい入れとけってCAS Shieldに言われました)。28日間ルールが結構厄介なので、できるだけ早くどの口座を使うか決めて準備するといいです。
親の口座を提出する場合は戸籍謄本とその翻訳、同意書が必要になります。同意書の様式はネットでも拾えますし、CAS Shieldにも載ってます。
CAS Shieldでは口座残高が聞かれるだけで資料のアップロードはパスポート以外必要ないので、口座残高が確定したら財政証明書を待たずにすぐ提出しちゃっていいと思います。多分。
②UKVIのサイトでビザ申請
1週間程度でCAS Statementが発行されるので、次はビザ申請に移ります。大学のアプリケーションに毛が生えたような内容に加えて犯罪歴などを聞かれるので、クソ長いですががんばりましょう。
私がつまずいたポイントとしては、
- Qualification you will get(得られる資格):CAS Statementに書かれている文字列がなくて焦りましたが、このサイトで解決しました。
- イギリスでの住居:私は「大学の寮に住む予定です!」と書きましたが、もう決まっているならそのまま書いちゃいましょう。
- 過去10年の渡航履歴:渡航日・帰国日を細かく聞かれるので、前のパスポートをあらかじめ準備しておいた方がいいです。
申請が終わったら、IHS (Immigration Health Surcharge)という健康保険に¥80,000、ビザ申請費用に¥60,000くらい取られます。フライトを取ったりしてクレジットカードの残高が足らなくなっていないか確認しておきましょう。
申請が終わった画面からダウンロードできるチェックリストを印刷するのを忘れずに。ビザセンターで必要になります。
③ビザセンターの予約
サクッとビザセンターを予約したら、提出書類をアップロードしていきましょう。チェックリストに提出が必要な書類が書いてあります。
交換留学生なら提出必須の書類はパスポートくらいだと思いますが、念には念を入れたい人は下記の資料をアップロードしてみてください。
親の口座を資金証明に使った場合:
- 戸籍原本とその翻訳、翻訳証明書
- 同意書
④ビザセンターで最終確認・申請
パスポート、最新版のAppointment Confirmation、UKVIからダウンロードしたChecklistを忘れずに持っていきましょう。
ビザセンターは15分前から入れます。予約時間にもよると思いますが、とにかくたくさん待たされます。私は1時間以上待たされたので、暇つぶし道具は必須です。
自分の番になったら提出書類やビザの受け取り方法を確認して、写真撮影と指紋の登録をして申請完了です。申請自体は30分もあれば終わります。あとは結果を待つのみです!!
⑤ビザの受け取り ※2022年9月追記
審査が終わるまで1ヶ月くらいかかりました*4。
私は郵送代をケチったのでビザセンターに受け取りに行ったのですが、ここでもまた待たされました。入室まで20分、ビザセンターの中で20分くらいかかりました。やはり暇つぶし道具は必須です。
ビザセンターでの申請の際にもらったレシートと、運転免許証などの公的な写真付き身分証明書またはパスポートのコピーも忘れずに持っていきましょう。
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